滅菌対策

あおば歯科の滅菌対策

あなたは、もしレストランでこんなサービスを受けたらたらどう思いますか?

拭かれていないテーブルの上に
洗われていないお皿が出され
前のお客さんが使ったフォークとナイフで食べる……
食べ終わったら、前のお客さんが使った紙ナプキンや爪楊枝を使う……
とてもじゃないけど行きたいと思えないですよね。気分がよくないうえに、衛生面でも心配です。

それと同じことが、歯科医院でもいえるのです!

歯科医院の治療では、医療機器から紙コップまでさまざまな器具が使われます。これらを滅菌消毒せずに使うということは、レストランで前のお客さんのものを使うことよりもずっと汚くて、ずっとずっと危険なことなのです!

当院でも念入りに行っている滅菌と衛生管理について、少しお話しさせてください。

私たち野田のあおば歯科では、治療に使う器具はもちろん、綿やガーゼも滅菌しています。滅菌することで、微生物・細菌・ウイルスを死滅させ、取り除くことができます。 患者さんのお口に入るものは、すべて滅菌・消毒して安全に。安心して治療していただける環境をご用意させていただきます。

◎ 安全には、手間とコストを惜しみません

当院での滅菌作業は、オートクレーブという機械を使って行っています。 熱や圧力、薬品などを使って滅菌する高価な機械ですが、念入りに滅菌するため頻繁に使用するので、故障した場合に備えて、当院では複数台のオートクレーブを用意しています。

また、歯などを削るときに使用するタービンという器具、もちろん滅菌中は使えないので、1本数十万円の器具ではありますが、こちらも十分な数をそろえています。

安全には、手間とコストを惜しみません

安心して治療を受けていただくために、滅菌・消毒は不可欠ですが、滅菌処理によって器具は壊れやすくなってしまいます。中には5回程度の滅菌で使えなくなるものもありますが、患者さんの安全のため、当院では手間とコストを惜しまず、一度使用した器具は、誠意を持って必ず滅菌処理を行うようにしています。

◎ 滅菌に力を入れる理由

やはり医院の経営を考えたら、ここまで念入りに滅菌を行う歯科医院はあまりないと思います。しかし当院では、どれだけコストがかかっても滅菌をおろそかにすることはありません。

その理由は、完全な滅菌対策をしないとせっかくの治療効果も損なわれてしまうことがあるからです。

特におそろしいのは歯周病です。歯周病治療で使ったタービンなどを滅菌せずに使い回すと、他の患者様に歯周病菌が感染してしまうことがあるのです。せっかく治療を受けてきれいになっても、歯科医院側の都合でもとの状態に戻してしまう可能性がある、あるいは口腔内環境が以前より悪化してしまう……これは大変おそろしいことであり、あってはならないことです。また、歯周病以外にも、エイズや肝炎など院内感染のリスクがある細菌・ウイルスがあります。

◎ 自分が受けたいと思う安全な治療を

不十分な滅菌は、歯科医院にかぎらず、医療の信用問題にかかわることです。現実に集団感染などの問題が起きている以上、アルコール消毒だけではとても安全とはいえません。私が患者さんだったら滅菌に力を入れている医療機関を選びたいと思うのは当然のこと。ですから、自分で受けたいと思う安全な医療機関になろうと思ったのです。

◎ お口に入るすべてのものを滅菌します

使用済み器具は、まず専用の洗浄機にて大量の水で洗い流します

1人分ごとの器具を専用ケースに入れてオートクレーブ(滅菌器)にかけます

滅菌が完了したら、専用の紫外線保管庫で衛生的な状態で保管します

タービンは患者さんごとに滅菌済みのものに交換しています

◎ 使い捨てできるものはすべて使い捨てです

手袋は患者さんごとに交換しています

紙コップなどはすべて使い捨てで、患者さんの前で新しいパックを開封しています

ここまで入念に滅菌をされている歯科医院はほとんどないでしょう。

「歯科における院内感染対策調査報告(2003 高橋 律男 468の歯科医院対象)」によると、

患者さんごとに手袋を毎回交換している医院は40%

タービンを毎回滅菌している医院は14.1%

というデータが出ています。

医療機関として決しておろそかにしてはいけない部分のはずなのに、実施できている医院がここまで少ないということがわかります。それだけ、滅菌にはコストも手間もかかるということの裏返しでしょう。

多くの医院が「滅菌は大事、だけどコストも手間もかかる」という考えでいるなか、当院は「コストも手間もかかる、でも滅菌は大事」という考えで力を入れて取り組んでいます。

患者様に費用をいただく取り組みではありませんし、治療に際して目に見えて違いが出るものでもありません。ですが、この地道だけどとても重要な取り組みが患者様の健康と笑顔につながるものと信じて、真摯に取り組んでいます。